アニメ「クリオネの灯り(くりおねのあかり)」のアニメ第4話に登場した聖地をご紹介。
クリオネの灯り第4話に登場した水族館。
クリオネの灯りのアニメ第4話では、隣町にある水族館に行くシーンが登場しています。
この時に登場した「鴨海マリンパーク(かもうみまりんぱーく)」のモデルとなった水族館は、神奈川県にある「京急油壺マリンパーク(けいきゅうあぶらつぼマリンパーク)」と思われています。
京急油壺マリンパーク(所在地:神奈川県三浦市三崎町小網代1082)。入口部分のデザインが、アニメに登場した水族館とよく似ています。
実在の京急油壺マリンパークは神奈川県の三浦半島の南端部にある水族館。街の中心部から離れたところにあるので、アニメ内でいじめの人間関係から開放される、まさに「人目を気にする必要が無い」というロケーションとも考えられます。
また、水族館に向かうまでに登場したバス停の看板の下の方に「県立高校」の文字が見えます。このことから、クリオネの灯りは日本にある某「県」内の物語という設定であることが想定されます。
なにげに大人200円、小人100円のかなり現実的な価格設定の路線バス。値段だけで言えば小田急バスがこの価格設定に近いです。
4話の終盤に登場した病院のシーン。この病院のモデルとなった建物はわかりませんが、「海明市」という架空の街の名前が登場しています。
実際の京急油壺マリンパークとの比較
アニメに登場した水族館とモデルとなった京急油壺マリンパークとの比較です。
大きな水槽を眺めるシーン。
京急油壺マリンパークにおいて、この水槽のデザインや糞意味に近い水槽は「回遊水槽」です。回遊水槽はマリンパークの2階にあり、360°パノラマの世界のが楽しめる水槽で、開演時間中に魚の餌付けを見れる事もできます。
回遊水槽では、オオジロザメ、シロワニ、ノコギリエイなどの大型の魚(サメ)が主に展示されています。
屋外でのイルカショーのシーン。
油壺マリンパークでは「屋内大海洋劇場ファンタジアム」というステージでイルカショーを楽しむ事ができます。アニメでは屋根がありませんが、実在の油壺マリンパークでは屋根が付いているという違いがあります。
また、屋内大海洋劇場ファンタジアムではイルカ以外にもアシカショーも行われています。
作品タイトルにもなっている「クリオネ(ハダカカメガイ)」はどうやら特別展示として水族館にいる模様。
ただし、京急油壺マリンパークには、クリオネが展示されているという情報は見当たりませんでした。同じく神奈川県にある新江ノ島水族館では、過去にクリオネの展示が行われていたという情報が見つかっています。
なお、クリオネ自体育成法も難しく、オホーツク海のような寒い海で1~3月を中心に確保できる生物なので、多くの水族館に行き渡る事は困難。また、特定の餌しか食べず、大半は1年で死んでしまうため、大量に展示することは非常に難しい生き物です。