2017年の春アニメもだんだん最終話を迎えてくるものが多くなり、「アニメ燃え尽き症候群」をこじらせてしまいそうなここ最近。
アニメ燃え尽き症候群回避のために、来季の2017年の夏アニメを調査している最中に、一際異彩を放つアニメを発見しちゃいました…。
ピコ太郎アニメ化 その名も「ピコ太郎のララバイラーラバイ」
昨年、『ペンパイナッポーアッポーペン』(PPAP)で一世を風靡、ギネスにも認定されたお笑い芸人のピコ太郎がままさかのアニメ化…タイトルは「ピコ太郎のララバイラーラバイ」とのこと。3分間のショートアニメとして、今年の夏からTVで放送される予定。
「ララバイ」は「子守歌」の意味。ララバイのタイトルにもあるように、「愛する人を寝かせたい」というコンセプトのアニメ。(…なかなかカオスな眠りになるそうです)
監督は闇芝居などのアニメの監督を務めた谷口崇。アニメ構成は谷口さんの描いたラフイラストのインスピレーションを受けたピコ太郎が、台本無しの即興で演じるというスタイルを取るとのこと。「マッチ売りの少女」「赤ずきん」などの世界で有名なおとぎ話の世界に、ピコ太郎が訪れる模様。
声優(キャスト)は全てピコ太郎。企画・原案・音楽は「ピコ太郎」こと古坂大魔王(こさかだいまおう)が担当。
なお、「ピコ太郎」はあくまでも古坂大魔王が演じるキャラクターの一人であり、小坂自身はプロデューサーと役割を分けてはいますが、キャストも全部ピコ太郎一人でアドリブで演じるという事に。なかなかアドベンチャーなアニメになりそう。ちなみに古坂大魔王は今年で53歳。誕生日は7月17日。
アニメの構想自体は、ピコ太郎デビュー初期から既にあったらしく、谷口さんとのコラボの話が出たときに念願かなって実現できたというストーリーがあったとのこと。
アニメーションを制作するのはフラッシュアニメの「鷹の爪(たかのつめ)」や「変形少女」で有名なDLE。鷹の爪同様にフラッシュアニメーションになるんでしょうかね…( ´•ω•` )。
また、公式サイトのイラストも目を開けたまま、鼻ちょうちんを出して寝ており、なんだかシュール。そういうシュール路線で攻めてみたアニメなんでしょうかね…( ´•ω•` )。
それにしても、この異色のアニメ情報で久しぶりに「ピコ太郎」の名前を聞いたように気が…。
てっきりPPAPネタを使って、NHK教育あたりで子供向けの英語向けのアニメでもやるのかと思ったら、実はそうではなかった模様…。英語ネタならピコ太郎ほどの適役は他にはいないと思ったのですが、そうではなかったんですね。(NHKは「三月のライオン」や「アトム ザ・ビギニング」などの本格的な深夜アニメも最近よくやっていますし、そっちかなと思えば違ったというオチ。)
NHK教育番組って、テツ&トモとかいつもここから(ピタゴラスイッチ)のような芸人を使った番組を作っているから、今後そっち方面で活躍する場面があったりして…。テツトモ&ピコなら色合い的にも赤青&黄色となってカラフルで見栄えも良さそう。